Archive for February 2008

29 February

空の上から見たカンボジア

なんと、今日は、ハーレム状態!!
女の子は、みんなお休み。
男子に囲まれる昼下がり・・・。

今日は、ポーがお絵かき。
お絵かきと言っても、細部にこだわるアーティストだ。
彼は、何でも器用にこなす。
彼は、この後どんな事に興味を持って、どんな道を進むのだろう
かと、ふと思ってしまった。
来週、ちょっと聞いてみよう。
カンボジアで、子供達が描く将来像というものが、どんなものなのか・・。

久しぶりに、アンコールワットに行った。
バルーンに乗って、シェムリアップの街を眺めた。
日ごろ、歩く街中は、日常生活に困らない街だ。
バルーンから眺めた景色には、広大な自然が広がっていた。
この広大さを、観光目線で眺める事は、非常に至福感を感じる。
しかし、異なった目線で見ると、まだまだ厳しい暮らしを強いられる現状は、広大な広さに比例しているのではと、空の上で感じた。
観光も、角度によって色んな事が見えてくる。

刷り込み学習で終わった今週。
来週は、ちょっとゲーム性を加えてみよう。
そろそろ、50音に飽き気味だ・・。
どんなシチュエーションでも、気を引くのは大変だ!
”彼を振り向かせるには?!”なんて、タイトルの雑誌のような、HOW TO本が、必要だと思う今日この頃です。null

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28 February

福笑いで笑う子供達

今日は、昨日触れた福笑いを作成。
最初の食いつきは、いまいち・・・。
遊び方を、説明するが、良く伝わらない。
実際やって見せてみるが、知らぬ間に直されている。
しまいには、使い方がまったく変わっていく始末・・。
それは、それで盛り上がった。。。

困り果てて、スタッフに助けを求めた。
すると、やっと理解してもらえた。。。。
英語→クメール語という、状況でようやくゲーム開始。
やりだしたら、面白がって代わる代わる遊ぶ。
単純なゲーム程面白い。。。
福笑いなんて、三並べ以上に久しぶりだ。
大人になって、福笑いやろうよ〜とは、中々言われる機会はない。
次々に、開発されていく玩具も楽しいが、こういう単純明快な昔ながらの遊びには、遊ぶ以上のものがある気がした。

今日は、英語の先生がお休み。
子供達は、耳から覚えていく。
経験も資格もない私にとっては、新鮮だ。
歌を覚えるかのように、50音を覚えていく。
そういえば、ABCも、スイヘイ〜も、3.14・・・・も、覚え歌のように繰り返して覚えたものだ。
学びの基本は、しつこい位の刷り込みなのかと、思った。
なので、50音は、しつこく刷り込んでみよう!

明日は、何をしようか・・・
ヒントは、意外なとこにあったりするから、面白い!
すっかり、色んな意味で、馴染んできたシェムリアップ。
屋台でも、マーケットでも、みんな笑顔をくれる。
そんな、緩やかな優しさに囲まれて過ごす日々。
私が貰ってるものは、たくさんある。
彼らに、私は何を残せるのだろうか。
でも、結果は、後からついてくるものだ。
実行あるのみ!




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27 February

三並べ

今日は、昨日の雨から打って変わったような青空が広がった。
今日の、サンライズのお客様は、ラッキーだ!

今日も、お客様が参加してくれた。
昨日遊んだ、サイが今日見たら、バラバラに・・・
犯人は・・・・ミッキー(犬)!!
満足げに、確保している。
そのサイで、なんか出来ないかと、考えた。
ひらめいたのは、三並べ!
折り紙の裏に、線を引いて作成。
英語とジェスチャーで説明。
後は、やりながら覚えてくれた。
最初は、わざと負けながら教えていたのに、覚えたら大変!
中々、手ごわいのだ・・。
そのうちに、子供達がやってきた。
あれよあれよと、集まる。
新しい遊びには、興味深々。。。
こまを、変更したり、ボードに線を引いて書いたり、どんどん拡大化。
三並べなんて、久しぶりだ。
そろばん塾の待ち時間に、地べたに座ってよくやった。
あるもので遊ぶ知恵は、子供時代の思い出の中に存在するのだ。

授業は、五十音のます埋め。
並んでれば、覚えている文字も、一つ一つは、まだ難しい。
ノートを振り返りながら、一生懸命埋めていく。
一触触発の喧嘩になりそうなくらい、ペンを奪いあう。
しかし、お客様からの頂きものをあけたら大変!!!
一斉に、興味は、そっちに・・・。
そりゃそうだ。
しかし、おあずけ。
明日のお楽しみなのです。。。。
明日は、頂いた福笑いで遊ぶ予定です。

急に、クメール語を練習し始めた。
幸い、先生はいっぱい。
郊外の子供達は、クメール語しかわからない。
少しだけでも、コミュニケーション取れたらと思って、頑張ってみようと思う。(気づくの遅い!)
今日の午後は、うだるような暑さ・・・。
徐々に、ここも暑さが増してくる。
私の日焼けも、限界に近くなっている!!
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26 February

カンボジア流ゆとり教育?!

今日も、お客様達と一緒に子供達は、遊んでいただきました。
私も、とても有難い!
勉強熱心な、ポーは、お客様に向かって英語で質問。
今、彼らが習ってるのは、How are you?などの、挨拶。
彼は、いつもとても積極的だ。
こういう積極性は、見習いたい。

今日の、英語の授業は、会話を時系列に並べること。
まだ、小さい女の子のモンは、いつもスローペース。
モンが終わるまで、待つ。
みんなが、終わる頃書き始める。
特に、先生もせかさない。
カンボジア時間が流れている。
ゆとり教育とは、これなのでは?!なんて、思ってしまう。

今日は、ありがとうを教えた。
短期間の中で、何を教えられるかが課題だ。
子供の頃、英語で覚えたのは、やっぱりハローとサンキュー。
修学旅行で、外国人に向かって叫んだのを覚えている。
(外国人=アメリカ人と信じてた・・・)
そんな感覚で覚えてくれていたら、いいかなと思う。
50音脱出後は、意外に大変だ!
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25 February

ラピュタの世界で感じた事

先週末、ベンメリアという、ここから、約70キロ先にある郊外の遺跡に行ってきた。
その帰り、小学校に寄ってもらった。
調度、午後の授業前で、子供達が外で遊んでた。
シェムリアップから、少し離れると電気等のライフラインが存在していない村が広がる。
この学校にも、勿論電気はない。
教室の中は、僅かな光が差すだけ。
日本だったら、目が悪くなるから電気つけなさい!と言われてしまうだろう・・。

急に現れた外国人(何人に見られたかは、疑問・・)に、子供達は、不思議顔。
近くに行って、声を掛けると、ハニカミ顔で返してくれた。
最終的に、ブレーメンのように50人近くの子供達が付いてきた。
英語教育を受けていない子供達との、コミュニケーションは大変・・。
僅かに覚えた、クメール語の挨拶を交わす。
写真を撮るよ!というと、ハイスピードで駆け寄ってきた。
その後、自分の映った写真を見ようと、50人が一気に押し寄せた!!
さながら、ハリウッドスターの気分!

授業が始まるにも係わらず、外までブレーメン隊は見送ってくれた。
郊外には、まだまだ学校に行けない子供達の姿も見る。
色んな事を感じた。
カンボジアの風を切りながら、感じた事は、非常に私にとって大きかった。
また、訪れてみようと思う・・・。

さてさて、今日のクラスは、またまた、お客様に子供達は、遊んでいただきました。
折り紙教室に、サイ(羽のおもちゃを手足で、投げる遊び)。
クメール語をお勉強中のお客様の、本を興味深々に見たり。
この頃は、名前を呼び合うようになった。
(たまに、混乱してしまうが・・・)
名前というのは、凄く大事だ。
距離がぐっと近くなる。
ようやく、五十音終了。
次は、何がいいかな〜と、考えて結局挨拶にした。
英語も、今挨拶だから、リンクしやすい気がした。
でも、飽きないように、少し内容を工夫しなければ・・・。
行き当たりばったりの、プライベートライフとは、違って計画は大事だ・・・。
日々暑くなりつつあるこの空の下で、子供達との距離は同じスピードで近づいていく・・。
それに対して、私は何が出来るのかを、ベンメリアを通して、ゆっくりだが、考え始めだした。
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