21 August

青空教室2007・夏　おーくん　ちゅらん　なっ

今日で3週間の青空教室でのアシスタントが終了しました。まずは、このような機会を与えてくださった、Relax & Resortのヘンリーさんに感謝いたします。

この3週間は、私の人生でいまだかつてないほどこどもたちと接した日々でした。

カンボジアに対して、日本で流布しているイメージは、明るいものばかりではありません。そしてまた、そのイメージは必ずしも間違っているわけでもありません。私も日本では学生としてカンボジア研究を多少なりかじっている人間ですから、何かにつけ過去の歴史を思い起こし、暗澹たる気持ちになる事もあります。
実際、こどもたちの洋服のバリエーションも、ノートを小さく大事に使っていることも、毎日会っていればわかります。でも、口をいっぱいに開けて英語を発音する一生懸命さや、ゴムとびや鬼ごっこのように実にシンプルな遊びの最中にひびく笑い声を、これから先長く忘れる事はないと思います。

たどたどしい日本語や英語で話しかけてくれる子、私のつたないクメール語にぱっと顔を輝かせてくれる子。いえいえ、言語化されたものばかりではありません。
鶴を一羽折るたびに見せに来てくれる子、カメラを奪っては私を写そうとする子、ほっぺたにいつもキスしてくれる子。
横に立って、手をぎゅっとにぎって、笑って、一緒に走る。

「あなたに会えてうれしい！！」
「たのしいね！！」

「ことば」をかわす方法なんて、いくらでもあるのです。


アシスタントとは名ばかりでほとんど役に立っていない私を暖かく受け入れてくれてくれた先生とこどもたちに
Thank you very much!!
おーくん　ちゅらん　なっ